【キャロットクラブ今週の注目馬】リャスナ
リャスナ 牝３歳 栗東・高野厩舎
父はリーディングサイアー・ディープインパクト。母はJRA３勝ココシュニック。
全兄に重賞勝ち馬ステファノス、全姉にクイーンC（GⅢ）２着馬フィニフティとキャロットクラブの活躍馬の出る血統背景。
デビュー戦は既走馬相手の未勝利戦に出走し、見事に快勝。２戦目の今回が試金石となる。
〈クラブ公式〉
19/1/26 高野厩舎
２６日の京都競馬では五分のスタートから少し促すといい行きっぷりで中団へ。３コーナー手前から徐々に進出し、直線追い出すとしっかり伸びて優勝。「血統馬らしく、パドックで跨がった時からいい馬だなと感じていました。既走馬が相手ということもあり、前半は少し急かさないと離されてしまいそうだったので、促しながら追走していったんです。こちらが思っている以上に動けてしまうので、道中はちょっと力むような感じもあったのですが、それでも折り合いを欠いて引っ掛かったりすることはありませんでした。いい背中をしていて雰囲気のある馬ですし、今後の成長が楽しみです。今日はありがとうございました」（川田騎手）「今の新馬戦は除外権利が１つでは出走が確実ではなく、いいジョッキーも確保しづらいということで未勝利戦でのデビューを選択させていただきましたが、結果が出て本当に良かったです。既走馬相手なので前半流れに乗れるかどうかが一番の心配だったのですが、むしろ行きたがりそうなぐらいで、問題なく追走できましたね。ここまでお待たせしただけに、いいレースができてホッとしています。ありがとうございました」（高野師）既走馬相手のデビューということで決して楽な競馬ではなかったはずですが、追走も楽で直線はあっさり抜け出す強い競馬を見せてくれました。血統的にも期待の高い馬ですが、今の新馬戦の出走状況を見るとここでスッと勝てたのは大きいと思いますし、これからが楽しみです。この後はトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
３歳未勝利戦映像
19/3/20 高野厩舎
２０日は栗東坂路で追い切りました（５４秒５－３８秒７－２４秒８－１２秒２）。「先週と同じく坂路で併せ馬を行いました。目一杯に追わなくてもそれなりに時計は出ていますし、肝心の動き自体も決して悪くはありませんでした。お伝えしたとおり体つきはそう変わっておらず、もしかするとレース当日はデビュー戦の時よりもマイナス体重になってしまうかもしれませんが、この馬なりにカイバは食べてくれていてコンディションは良好。今週の競馬に向けてこのひと追いで態勢は整ったと思いますから、ここでどんな走りを見せてくれるか楽しみにしたいですね」（高野師）２３日の阪神競馬（君子蘭賞・牝馬限定・芝１８００ｍ）に川田騎手で出走を予定しています。
19/3/17 高野厩舎
２３日の阪神競馬（君子蘭賞・牝馬限定・芝１８００ｍ）に特別登録を行いました。同レースはフルゲート１８頭のところ、本馬を含めて１２頭の登録があります。
19/3/14 高野厩舎
１３日は栗東坂路で追い切りました（５４秒２－３９秒５－２５秒５－１２秒４）。１４日は軽めの調整を行いました。「前走後は牧場でも順調に調整が続けられていたようでしたので、阪神の君子蘭賞を目標に先週帰厩させました。今週は水曜日に坂路で併せて追い切っています。決して目立つほどのものではありませんでしたが、この馬なりにはちゃんと動けていましたし、実質１本目としては悪くない調教内容だったと思います。薄手なタイプで現在４３０キロほどと間隔を取っても体つきは大きく変わっていませんが、ここまでは大きな問題もなく進められていますし、来週の競馬に向けてしっかりとコンディションを整えていきます」（高野師）２３日の阪神競馬（君子蘭賞・牝馬限定・芝１８００ｍ）に川田騎手で出走を予定しています。
（※キャロットクラブの許可を得て転載しています）
リーディングトップの川田騎手が継続して騎乗。デビュー戦も余裕のある勝ち方。
ここを通過点にオークスへ向かってほしいですね。
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